御殿場プレミアムアウトレット内に新たにつくられたホテル。
アウトレットの本質である、「本物だけど理由あってリーズナブル」をテーマに、本物に触れ、愉しめるデザインをしました。
また開発当初から関わっていたので、「このタイミングでしかできないことをしよう」ということにもチャレンジしました。
1.究極の地産地消
整地の際に伐採した樹木を地元の建材メーカーに提供し、デザイン加工後に購入するという地産地消
2.オリジナル土和紙
その地で取れる富士山からの火山灰の混ざった土を塗り込んだ和紙
3.LOGO形状
取手、障子の柄、照明器具など各所の形状をさりげなくLOGO形状にすることで、さりげなくホテルをアピール。
4.寄木細工、組子細工をモチーフ
周辺エリアの伝統工芸品をモチーフにした照明、アートワーク。
5.これからの福祉を考える
知的障がい者就労支援事業 [株式会社テミル]と協業し、アートワークの製作
手に触れる家具、備品だからこそ大切にこだわりを持ってデザインしました。
1.フロントカウンター
組子細工を前面にあしらい、建築との連動を図った演出。
2.原木ベンチ
その地に生えていた木をそのまま利用。
3.原木照明
その地に生えていた木を輪切りにし、そこから光が漏れる。
4.レストランカウンター
寄木細工のように異種の木材を突き付けて組み合わせる。
5.LOGOを使用した照明
LOGOをモチーフにしたオリジナル照明器具
6.「てみる」と協業したアートパネル
工場見学に行った際に見つけた、靴べらになる途中段階の形状を少し加工し、アートパネルとした。
凹凸があるため光の当たり方によって寄木のようにも見える。
7.富士山をモチーフにしたオリジナルチェアと自生していた木の間伐材を使用したテーブル
8.土和紙
この地の土を塗り込んだ和紙。職人の手仕事によるばらつきが壁面を印象付ける。
9.LOGOモチーフの取手
手に触れる機会の多い取手をLOGO形状とし、その表現を小叩きでつくった。
10.オリジナルアメニティトレイ
キーマテリアルであるブロンズのアメニティ。必要なものを整えて綺麗に作り込み。
11.オーガナイザー
オープンクローゼットのため、ハンガーにかかるものも綺麗に作り込む。
オペレーションに必要なものが集まっているため、メイクもしやすい。
12.オリジナル照明
寄木細工のパターンを立体化し、照明に。着けても消しても綺麗な陰影が浮かび上がる。