北京の朝陽区の巨大なショッピングモール内にある子供職業体験施設。
実際の都市のようにリアルに仕事を体験してもらうため、マクロからミクロまでリアリティを追求しました。まちは空港エリア、新都心エリア、旧市街エリア、商業エリア、軍事エリアの5つのゾーニングから成り、それらを回遊できるように道路で繋ぎ、各ゾーンのデザインキーワードに沿って個々のパビリオンのデザインまで落とし込んでいます。また、体験時間に合わせ時間軸も設定し、空のLED照明の色を変化させ、1つの体験を1日の体験とするようなオペレーションにあわせた提案もしています。空港エリアは実際の飛行機を切断して内装をつくっており、実物の飛行機の匂いの中で子供達がパイロットやCAの仕事体験ができるようにしています。中国ならではの仕事体験としての軍事エリアは、潜水艦のソナー体験や砂漠の地雷探査、岩山の狙撃訓練など、実社会のリアリズムを追求した空間をデザインしています。(UDS在籍時の実績)