国内屈指の温泉地である別府に新たなホテルを作る計画。
to-rippleではホテル設計コンサルティング業務と客室内装設計を担当した。
既存商店街やコミュニティが弱体化するなかで、新しくできるホテルを拠点に、地域が活性化していくようなホテルの在り方を模索した。
地域に開かれた1階は、格子の構造体が群をなす特徴的な空間としてデザインされていたので、そのデザインを客室まで持ち込むことで、一体感のあるホテルデザインを目指した。
客室内の家具は全て鉄か木の格子で構成されるようにし、家具の強度や傷に対応しながら、デザインとして積極的に取り込んだ。
■プロジェクトチーム
建築設計:再生建築研究所 客室内装設計:to-ripple
低層部構造設計:円酒構造設計 ホテルコンサル:to-ripple
照明:ソラアソシエイツ ランドスケープ:ソラアソシエイツ
サイン:田中義久,山田悠太朗 環境解析:谷口景一朗
音楽制作:Vegetable Record