大手ディベロッパーが提供する学生寮の外観デザイン監修と内装デザインプロジェクト。
“CUT”をテーマに切り口を変えると物の見え方が変わることを伝えようとした。
切り方を変えるだけで、違うものに見える。
オナマのレンガをナナメに”CUT”し、積み上げる事で、凹凸感の異なる面白いファサードになる。
学生レジデンスのエントランスにおける壁の演出として使用した。
豊かな凹凸感が、アイストップとしてお出迎えする印象的な壁となり、外出するときの送り出す優しい壁となる。
異なる見え方をする1枚の壁がこの学生レジデンスを形作る。
リーズナブルな素材しか使えない学生レジデンスにおいて、本物を感じて欲しいという意図と、
同じ素材であっても、”CUT”の仕方で今までにない見え方が可能だということを目指した。
学生たちにも、物の捉え方を変えると、今までにとは異なる見え方があるということを感じてもらえればと思う。